聖書箇所 マタイによる福音書第1章18節~25節
説教題「聖霊による受胎」
お話 川﨑理子 牧師
新聖歌 75番 80番
聖書箇所 マタイによる福音書第1章18節~25節
説教題「聖霊による受胎」
お話 川﨑理子 牧師
新聖歌 75番 80番
チャペルコンサート
川﨑 信二
角笛を吹いて神を賛美せよ。琴と竪琴を奏でて神を賛美せよ。
太鼓に合わせて踊りながら神を賛美せよ。弦をかき鳴らし笛を吹いて神を賛美せよ。(詩編150;3、4)
今年もベアンテ・ボーマン先生、ルリ子先生をお迎えできまして、心より感謝申し上げます。先生方は、1999年12月よりクリスマス・チャベルコンサートを続けてくださり、今年で26回目になります。桜ケ丘教会前牧師の時代から毎年途切れることなく開催されています。
先生方の紹介を朝位牧師が次のように記しています。
ベアンテ先生は1951年スウェーデンのファルン市で誕生。12歳からチェロを始められ、1971年ストックホルム王立音楽大学で最優秀賞を受賞して卒業。1971年から72年、ゴテンブルグ市の国立歌劇場の首席チェロ奏者を務められ、最終的にはフィンランド政府給費留学生として1979年シベリウス・アカデミー大学院を首席で修了。
1980年から2011年までの31年間、東京交響発団の首席チェロ奏者を務め、現在チェロ奏者として室内楽等の演奏活動の他にチャペルコンサートをはじめとする宣教の働きに携わっておられます。また、インターアクトの協力宣教師でもあられます。
ルリ子先生は武蔵野音楽大学ピアノ科卒業後、西ドイツ国立フォルンバンク大学、シベリウス・アカデミーの各マスタークラスで学ばれ、ベアンテ先生と共に各地で良い奉仕を続けておられます。(2021年クリスマス掲載)
私は先生方の演奏を初めて聴きます。楽しんで聴き入りたいと思いますし、先生方がチェロとピアノを通して主に賛美をささげるお姿に心を合わせ、私自身も主を仰ぎたいと願っています。主に賛美を捧げることは、讃美歌を歌う、つまり言葉で賛美するだけでなく、楽器を用いて主をほめたたえることも主への賛美なのです。
馬小屋の出来事を見た羊飼が喜び歌い、賛美しながら帰って行ったように、私たちも礼拝堂だけでなく、野原でも、歩きながらでも、いつでもどこでも、どんな物を用いてでも、救い主イエス様を心から喜ぶ私たちとさせて頂きたいものです。(ルカ2;20)
チェロ ベアンテ・ボーマン先生
ピアノ ベアンテ・ルリ子先生
心暖まるコンサートのひとときでした。どうぞ、お聴きください。
聖書箇所 テモテへの手紙第一 第1章12節~17節
説教題 「神の救出作戦」
お話 ベアンテ・ボーマン師
新聖歌 9番 340番
救い主を待ち望む
川﨑 理子
「アドヴェント」とはラテン語で「来臨」、「来る」という意味です。「救い主の到来」、「神が人となられた」という神の出来事です。
日本語では「待降節」と訳され、日本キリスト教団の教会暦となっていて、降誕日の前の4週間に当たります。この期間は救い主イエスを心に迎える準備と悔い改め、そして主が再び来てくださること(再臨)を待ち望む時として備えられています。
つまり「待降節」は信仰の用語です。私達がこの時期をいかに歩むのか。信じて待ちつつ(待降節)過ごすのです。喜びの前に緊張感があります。神の出来事を信仰によって心から待つという緊張感です。
一般化した今は「クリスマス」を知らない人達はいないでしょう。しかし、本当には何の日か分からず、教会でお祝いをするのはなぜかと思っている方も多いでしょう。
救い主を切に祈り求めるからこそ得られる喜びは大きいのです。主イエスのお誕生がどのようなものであったかを、まずこの「私」が体感できるように、心を砕きながら、救い主を喜び、楽しく過ごせたらとねがいます。
先週礼拝堂、ホール、外とクリスマスの飾り付けをしました。若い姉妹がリードしてくださいました。お喋りしながら、2つの言葉を思い浮かべておりました。
天使が語った神の言葉。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」
その言葉を受け入れたマリアの信仰の言葉。「お言葉どおり、この身に成りますように」。
今年もわくわくドキドキのアドヴェントになりますように!
聖書箇所 イザヤ書第11章1節~10節
説教題「主の霊がとどまる」
お話 川﨑信二牧師
新聖歌 68番 69番
収穫を神に感謝すること
川﨑 信二
収穫感謝の日は勤労感謝の日に近い聖日に行われている教会があります(日本キリスト教団)。
米国とカナダでは感謝祭(サンクスギヴィングデイThanks giving Day)として、米国では11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日に行われます。ドイツも10月です。
米国での感謝祭の始まりには諸説ありますが、そのひとつとして開拓期の出来事があげられます。1620年9月6日、メイフラワー号に乗った清教徒たちがマサチューセッツの海岸にたどり着きました。しかし厳しい冬に直面し、生活に困難を極めましたが先住民に助けられ、半数が生き延びることができました。逆に言えば半数が命を落としたわけです。
翌年には無事収穫を上げることができ、先住民を招待し、神の守りに心よりの感謝を捧げたのが始まりとも言われています。苛酷な開拓で、餓死や病で亡くなられた方々を忘れずに偲びつつ、主の御名をたたえたことを、現代の私たちも心に留めましょう。
教会によっては野菜やくだものを持ち寄り、主を賛美しています。礼拝後に愛餐会を行って神に感謝し、また農家の方々や働く方々にも感謝し、作ってくださる方の健康が守られるよう、神に祈ります。食事を共にして恵みを分かち合うひとときを持つことが愛餐会の主旨です。
なお、日本キリスト教団では謝恩日として隠退教職者に感謝するため、献金をささげる日ともなっております。先輩たちが困難な時代に、食べることを後回しにして、霊の食べ物を配ってくださり、走り尽くしてくださったことを覚えたいものです。
12月1日(日)から12月24日(火)まで、待降節(アドベント)です。
主の誕生の日を待ち望みつつ過ごしてまいりますが、桜ヶ丘教会では以下のとおり特別礼拝を開催いたします。
どなた様もご自由にご参加いただき、主の恵みと祝福の一時を当教会で過ごしましょう。
12月8日(日)10時30分~12時まで クリスマス礼拝NO1 お話:ベアンテ・ボーマン師(チェロ演奏もあります)
自由献金があります。
12月8日(日)クリスマスチャペルコンサート(入場無料)
13時30分開場 14時00分開演
チェロ演奏:ベアンテ・ボーマン師
ピアノ演奏:ルリ子・ボーマン師
聖書箇所 レビ記第23章39節~43節
説教題「主の祝祭日」
お話 川﨑理子牧師
新聖歌 212番 71番
共に居てくださるイエス様
川﨑 理子
わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。
マタイによる福音書28章20節
降誕節前の聖日を歩む中でこの御言葉に出会いました。復活されたイエス様が弟子達を世に遣される時に語られた言葉です。この言葉にイエス様の愛がつまっています。
イエス様はまた居なくなります。昇天されるからです。
イエス様の姿、形は消え失せますが聖霊となって私達と共に歩んで下さる、というお約束の言葉です。
私達の人生は様々な問題や痛みにより傷つく事があります。そんな時必死に神様を探し求めます。しかし、私達が自分の問題に集中すればするほど神様を見失っているということがあります。探し求めているはずなのに見つからないのです。それでもイエス様は私達の傍に居て下さいます。「いつもあなたがたと共にいる」と。
すなわち必死に探している私達と共にイエス様はいる。なんと感謝なことでしょう。「いつも」とは「どんな時でも」「苦しい時こそ」と言い換えることができます。
娘からLINEで写真が送られてきました。すっかり冬支度仕様に模様替えした部屋と、大好きなディズニーのアドヴェントカレンダーが映っていて「今から開けるのが楽しみ!」とコメントが添えられていました。私もそれを見て初めて自分の為に(今までは子供の為に)アドヴェントカレンダーを購入しました。可愛いらしくて一目惚れでした。(作れたら良かったのですがなにせ不器用なので)。
イエス様が全ての人を救う為にお生まれになったことをワクワクしながら毎日朝開けて、待ち望みたいと思います。
主は今日も私達と共にいて下さいます。聖霊により揺るがないイエス様の臨在を示して下さいます。