病める人の為祈って欲しい
朝位 真士
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。」(マタイ九・
一二)
「あなたがたの中で苦しんでいる人は、祈りなさい。……あなたがたの中で病気の人は、教会の長老を招いて主の名によってオリーブ油を塗り、祈ってもらいなさい。信仰に基づく祈りは、病人を救い、主がその人を起き上がらせてくださいます。その人が罪を犯したのであれば、主が赦してくださいます。」(ヤコブ五・一三~一五)
私は最近病気の方々のことを思い、祈っている。いろいろな病気があり、中でもガンにかかっている人が数人おられる。その中には私の親類も含まれている。私の実妹は肺ガンにかかって、昨年三月には余命三カ月と宣告された。私は九州に見舞いに行ったが、本当に体は衰弱して、医師の宣告通りだと直感した。彼女と一時間キリスト教の死に対する教え、また天国の素晴らしさを説明した。彼女はそれを受け入れ、覚悟をして私は四月中旬に帰京した。最近の電話では、以前は一週間に一度治療に博多まで行っていたが、現在は三週間に一度の検査で良いという風にドクターから言われたとのことである。
またある方はドクターから死の宣告をされたが、現在五分でも十分でも主を証しするために生きていたいと言っておられる。彼女の絵が多くの方々の救いのために用いられることを願う。別の方はガンの治療を受けながら教会の御用に当たっている。個人的になるが私もいくつかの病院にかかっている。
私たちは病気の方々の為にお祈りさせていただく。今年も「神の家族」が一人でも元気で、主の集会(礼拝、夕拝、祈祷会など)に出かけて、祈っていただきたい。