2015/12/20 週報メッセージ

   大きな喜び                                                                 
                                                                                                          朝位 真士
  「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」(ルカ2・10~11節)
 クリスマスのメッセージを一言で表現した聖句です。2015年クリスマスおめでとうございます。私はさる12月15日付のアパルームの解説文に「大きな喜び」という適切な文章を見つけたので転記します。
 
  マリアは子を産むと知らされたあと、「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたた
 えます」(ルカ1・47)と歌い、羊飼いたちが御子キリストを見出した時、「神をあがめ、賛美しながら」
 (ルカ2・20)野に帰って行きました。学者たちがイエス様を見出した時、「学者たちはその星を見て喜び
 にあふれた」とあります。私たちはクリスマスの真実を理解した時、非常な喜びを見出します。その喜びは長
 く続き、活力に満ち、魂を強め、心温まる喜びです。神がどのような方かを私たちに示すために、イエス様は
 来られました。主は絶えず私たちの益となるように働かれ、私たちのために死ぬこともいとわれませんでした。
  私たちは神の愛の現れとしてキリストを見る時、私たちは神の不動の愛から流れ出る喜びを見出します。私
 たちはショッピングモールで楽しみや気晴らしを見つけるかもしれませんが、飼い葉桶では喜びを見出しま
 す。
 
 先週も語りましたが、クリスマスはイエス・キリストの誕生を喜び祝う時であります。天使はこのことによって旧約聖書の預言が実現するのだと告げました。おとめが身ごもって子を産み、その子がインマヌエル「神は我々と共におられる」という意味です。クリスマスの喜びとは「イエスの誕生によって、神が私たちと共にいてくださることが実現した大きな喜び」なのです。