8月の教会

イメージ 1写真:K/Kさん提供
 厳しい暑さの真っ只中にいる感じですね。
 それでも、風が吹くと気持ちがホッとします。
 また、扇風機の風を十分活用し、夏の暑さも楽しめるように工夫したりしていますが、皆様は暑さをどのように乗り切っておられますでしょうか。
 さて、昨日8月2日(日曜日)の礼拝の説教は、「ダビデの子」というテーマでした。(聖書箇所:マルコによる福音書第12章35~37節)
「どうして律法学者たちは、『メシアはダビデの子だ』と言うのか」というダビデの子についての問答について、イエスが言われたことについての、お話でした。
<ダビデ自身が聖霊を受けて言っている。『主(神なる主)は、私の主(主なるキリスト)にお告げになった。「わたしの右の座に着きなさい。わたしがあなたの敵を、あなたの足もとに屈服させるときまで」と>
キリスト(救い主)として.この世に到来したイエスは、旧約の預言通り、ダビデの家系から生まれたものであっても、ダビデの子ということは出来ない。
キリストは肉の系図を超えたものであって、神の子であるとうことを明らかにされることにより、人間的な血筋をはるかに超えたものであることを、証明されたと言うことです。
 権威問題に対する律法学者たちの認識の誤りを指摘され、メシアがダビデの子孫から現れるという一面だけを強調することから、神から遣わされた世界の救い主であるという肝心な点を見失っていたことを指摘されたと言うことです。
 私たちは、この世が示す権威、人間が形作った見える権威に従属しやすい弱い面があります。しかし、この世の権威からはほど遠い石ころのような無力な者さえも、主は用いてくださり、主の権威により、わたし達を様々なところに遣わされていることを思います。この世の間違った権威に従うことなく、主の権威の下に希望をもって歩みたいと思います。
 自分を主に委ねて、日々の一歩を、主に仕えて踏み出したいと思いますね。
 主の憐れみの目を通して、私たちはこの世界を見つめていきたいと思います。