2015/1/25 週報メッセージ

   「改訂宣教基礎理論」二次草案
                                                                                                          朝位 真士
  教団常議委員会による「改訂宣教基礎理論」を紹介したいと思う。まず「三位一体の神の招き」。(1)神の招き。
 
  主は「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」(マタイ11・28)と言
 われました。三位一体の神は、ご自身の喜びに満ちた交わり、すなわち、「永遠の生命(または、神の国)」
 へと、罪人をお招きくださいます。この神の憐れみに満ちたご意志を人々に伝達することが、宣教です。
 (Ⅰヨハ1・3以下)
  神は礼拝と賛美を受けるにふさわしいお方です。神の国の究極の姿は、被造物がこぞって神を賛美し、す
 べての栄光を神に帰する喜ばしい礼拝です。人間はそのために「神のかたち」に造られ、神の国へと招かれ
 ています。その最高の幸福と喜びは、礼拝の中で神を賛美することの中にあります。(創1・27、出5・1、黙 
 4・11、エフェ1・3~5、詩22・23、同84・5、同102・19、コロ3・16)
 
 日本基督教団は、長い間、社会派、福音派という区分けで、お互いの立場を固守してきた。教団総会は、日本基督教団17教区、1700の教会・伝道所の中から選出された約400名の方々が出席して、2年に1度開催されている。教団内の諸問題について議論・議決され、実施されてきている。いろいろな社会的問題もあるが、ここ数年の会議内容の特色は、「伝道する教団」というキャッチフレーズに表されている。教団全体が本気になって「伝道(宣教)」に力を注ぎ出しているのは、大変喜ばしいことである。
 次回は、「歴史の中で実現する神の招き」について、「改訂宣教基礎理論」より学んでいきたい。そして、とにかく、伝道第一を貫こう!!