2014/3/23 週報メッセージ

   最近思うこと
                                                                                                           朝位 真士
  「よく聞きなさい。『今日か明日、これこれの町へ行って1年間滞在し、商売をして金もうけをしよう』という人たち。あなたがたには自分の命がどうなるか、明日のことは分からないからです。あなたがたは、わずかの間現れて、やがて消えて行く霧にすぎません。むしろ、あなたがたは、『主の御心であれば、生き永らえて、あのことやこのことをしよう』と言うべきです。」(ヤコブ4章13~15節)
 年末年始から今日まで、私の親しい方が数人召天された。つい最近は、3月14日に桜ヶ丘教会のA兄が召天された。彼の家族と私共には深い関係があり、奥様のR姉の葬儀の御用をさせていただき、子供二人の結婚式の司式をさせていただいた。彼は絶えず明るい性格で、何事も前向きに考えるタイプであり、私共の会堂建設の時、役員として尽力した一人である。当時は、土地探し、新会堂建設、ローン組み(銀行より1億数千万円借入)、旧会堂(マンション3件)売却に大変苦労した。周辺の方々の反対で、建築工事が契約後1年延期された。ローン返済計画にも大変な誤算であった。しかし「人の心には多くの計らいがある。主の御旨のみが実現する。」(箴19・21)、「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」(ローマ8・28)にあるように神の最善がなされて、ローン返済も完了した。
 創立91年に向かって教会が少しずつ前進している最中に、一人の兄弟は静かに天国へ旅立った。御遺族の上に神の慰めと祝福を祈ると同時に、私も主の御前に出る備えをしたいと思う今日この頃である。