2014/1/1 週報メッセージ

   2014年を迎えて
                                                                                                           朝位 真士
  2014年を迎えて2つの聖句が与えられました。ヨハネ15章5節「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。」と、使徒2章17節c「若者は幻を見、老人は夢を見る。」という2つです。
 2013年は桜ヶ丘教会が開拓されて90周年になりました。1923年6月1日、初代牧師である板井先生が開拓されて、桜ヶ丘教会が誕生しました。今まで多くの牧師、信徒達によって、苦難の歴史を乗り越えてきた教会ですが、1975年、パールハイツ桜上水というマンションに、西海静雄先生、満希子先生(現在越生教会)によって教会独自の会堂が与えられ、その後宗教法人格を取得しました。1997年12月17日、新会堂が与えられ、今日に至ります。現住陪餐会員の半数近くが天国に行かれ、現在残っている会員、求道者の方々と共に教会の業が進められています。先ほどの聖句より「実を結ぶ生活」という標語が与えられ、目標として①個人信仰の確立、②全家族の救い、③個人伝道による教勢倍加が与えられていますが、未だ目標は達成されていません。
 現代社会を見ますと、夢も希望も喜びも幻もない時代のように思われます。現実ばかりに目を向けると、将来は真っ暗です。しかし信仰をもって現実を静観すると、老若男女に夢と幻が与えられると信じたいし、祈って進みたく存じます。確かに何が起こっても不思議ではない時代ですが、「人の心には多くの計らいがある。主の御旨のみが実現する」(箴言19・21)とあるように、全能なる神、イエス・キリストの父なる神に期待して前進してまいりましょう。