弾圧記念聖会に出席して
朝位 真士
さる6月23日(日)午後3時半~5時半まで、志木教会にて弾圧記念聖会が開催されました。雨の中でしたが、出席者115名、参加教会22教会でした。今回の主題は「リバイバルと弾圧」で、テキストは第一ペトロ1章7節「あなたがたの信仰は、その試練によって本物と証明され、火で精錬されながらも朽ちるほかない金よりはるかに尊くて、イエス・キリストが現れるときには、称賛と光栄と誉れとをもたらすのです」でした。中山忍先生が「主の日に備えて」というテーマでメッセージを語ってくださいました。80歳を過ぎておれらますが、大変若々しく、力強い確信に満ちたメッセージでした。牧会を50年以上経験された大先輩であり、長くホ群の委員を務められ、現在は後援会の会長をしておられます。現在もホ群教会でメッセージをしておられる先生から、1942年6月26日に起きたホーリネス系諸教会に対する政府の宗教弾圧を覚える聖会にふさわしい話を聞きました。去年出版した『リバイバルと弾圧』の中より、①ホーリネス弾圧を検証し、この弾圧の今日的な意義と今後の課題を明確にする、②時のしるしを見る預言者的な視点を持つ、③教会と国家についての課題、を引用しながらホーリネス信仰の特色、特に新生、聖化、神癒、再臨の内容を語られました。
原田謙先生(前ホ群委員長、更生教会牧師)の立証も涙を誘い、感動的でした。外地(中国・満州)でお父様の要蔵先生が特高によって逮捕され、留置場に収監されました。教会は解散させられ、家族、信者は宗教弾圧にあいましたが、当時小学校下級生であった先生は、その出来事を通して献身の決意をされました。青年になってその決意が実現しました。今日まで数多くの主の御用をされた先生の重病から癒された力強い証しを聞き、会衆一同大きな感動に包まれ、余韻が今も残っています。ハレルヤ!!