2012/6/17 週報メッセージ

   子供の日・花の日                                                                 
                                                                                                          朝位 真士
  「あなたがたは神に愛されている子供ですから、神に倣う者となりなさい。」(エフェソ5章1節)
 6月第2日曜日は、キリスト教では「子供の日・花の日」といわれています。その起源は「クリスチャン生活事典」によると次の通りです。
 
  1856年、アメリカのマサチューセッツ州チェルセアのチャールス・H・レオナルド牧師は、子供たちが
 神を信じ、神に従う信仰生活は、小さいときから始めるほどよいと思い、また父母にも勧め、両親が子供を神
 にささげる日として6月の第2日曜日に特別な礼拝を守ったのが始まりとされています。この日は別名「シャ
 ロンのバラの日」「バラの日曜日」「献身の日」などとも呼ばれています。この時期は花の多い時期でもあり、
 神の恵みを感謝し、同時に忘れられている人、不幸な人や病人、公共施設の場にて働く人々に花をとどけて
 見舞い、神の恵みを共に分かち合い、子供の訓練にあてています。
 
 私はこの記事を読みながら、特に「子供が神を信じ、神に従う信仰生活は、小さいときから始めるほどよい」という文に強く同感を覚えます。最近の全国的に救われる人が少ないというデータを見るとき、CS(教会学校)の活動や、家庭における幼い子供に対する信仰教育の重大さを今更ながら思うからです。申命記6章4節~7節に「聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、これを語り聞かせなさい」と語られています。子供たちの素直な心に福音の種を蒔きましょう。