共に収穫の主に仕える
川﨑 信二
本日は神学校日です。特に東京聖書学校を覚え、祈りを捧げたいと思います。
「収穫は多いが、働き手が少ない。だから収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい」(マタイ9:36~38)との御言葉を心に留めます。東京聖書学校の特色の一つは、実践的な訓練です。全寮制なので学生は寝食を共にし、机上の学びだけでは得られない人間性を養います。主イエスが弟子たちと生活を共にしながら訓練されたことを思い起こします。
しかし近年、入学者は減少し、オンラインで授業を受ける学生も増えています。家庭や仕事、遠距離など、様々な事情で入寮できなくても、献身したいという思いを学校が受け止め、今日に至っていることに感謝したいと思います。確かに以前とは異なる学びです。それでも出校日を設け、年に数回は学校に集まり、共に学ぶ機会が与えられています。かつてのような路傍集会を授業で行うこともなくなりました。
けれども、働き手が少ない時代に、献身する人を起こしてくださる主の御業を、私たちは喜びたいのです。また、オンラインで学ぶ神学生も、日曜日には近くの教会で神学生として御言葉の奉仕や牧会を担うなら、そこにも実践的な学びがあるでしょう。実際に、そのように歩んでいる学生もいます。教会にとっても神学生との交わりは恵みです。
もちろん、すべてを捨てて入寮し、主に仕えようとする若い魂が起こされることも願います。働き手の少ない教会の現実の中で、収穫の主が働き手を満たしてくださるよう、東京聖書学校と神学生たちのために祈りましょう。
教会もまた、祈りと交わりをもって神学生を支え、共に主の収穫に仕え、互いに、主の召しに応える歩みを続けたいと願います。