2026/1/25 週報メッセージ

イエス様の伝道(マルコ1:14〜20)

川﨑 理子

 「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」⒁

 イエス様の伝道開始場所は、故郷のガリラヤでした。そこで最初の御言葉が語られました。「福音」は、神様からいただいた嬉しい「救い」の知らせをイエス様ご自身が語られた、ということです。

 「ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレを御覧になった」⒂

 「わたしについて来なさい。人間を救う漁師にしよう」⒄

 イエス様は弟子を召し出しています。「御覧になった」とは「一方的に注目された」ということです。スカウトです。スカウトマンというのは、じっと観察して条件を満たした人を選びスカウトするものです。

 「また、少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、すぐに彼らをお呼びになった」(19-20)

 声をかけられた4人の漁師はイエスの招きを「すぐに」受け入れ、なんの迷いもなくついていきました。ヤコブと弟ヨハネも網を捨て、父ゼベダイを置いて主に従いました。

 漁師にとって網は命のようなものです。網を置くことは命を捨てるくらい大変な出来事です。しかし彼らは、イエス様に声をかけられたことが躍り上がるぐらいに嬉しかったのです。「神の時は満ちた」のです。

 ここに、イエスに出会い、変えられていく人の姿が描かれています。私達もイエス・キリストに出会い、召し出されています。イエス様は今も私達に「ついて来なさい」と御声をかけ続けておられます。

 イエス様の十字架の愛を語る者へと変えていただきたい。漁師が網を投げるように「福音」の網を世に投げて生きる弟子とさせていただきたいものです。