2025/5/25 週報メッセージ

天の国はからし種に似ている(マタイによる福音書13章31節)

川﨑 理子 

からし種を見たことがありますか?「」この点ほどの小さな黒い種です。

家庭菜園をはじめた方が「からし種が売ってましたよ。」と写真を見せてくださいました。先程の「」より実際は小さくて、鉛筆で、チョンと書いたようなものに見えました。この種の中に「命」があることに驚きました。

 からし種は、イエス様の時代、身近なところにある中で一番小さいものの一つとして、たとえに用いられたのでしょう。小さな種が大きく成長したり、ふくらんだりするように、神のご支配は確実に広がり、大きくなるということです。

 「天の国」はからし種に似ている、と言われたイエス様は、今日わたしに「どんな種よりも小さいのに、成長するとどの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て枝に巣を作るほどの木になる。」と語っています。

 目を閉じて想像してみてください。わたしのうちに蒔かれたからし種は、芽を出して、茎がどんどんのびて、葉っぱもたくさん繁りました。イエス様の命の水、イエス様の十字架の愛にたっぷり浸かり、さらに広がります。

 わたしを成長させてくださるイエス様に出会えたこと、また信じるように導かれていることに感謝しましょう。