2021/10/10 週報メッセージ

キリスト伝道会チャペルコンサート

朝位 真士 

  私は、さる9月26日(日)午後3時より新宿西教会で行われた、日本伝道幻を語る会主催のチャペルコンサートに行きました。講師は、私共の教会にも毎年来られている岸義紘先生です。先生は80歳とは思えない若々しい力強さで、何種類ものサックスを演奏してくださいました。聖歌、讃美歌、ゴスペル、クラシック等の曲目を演奏してくださいました。ただの演奏ではなく、信仰を持って演奏される曲想は、会衆の心に強く響いたと思います。約1時間半の時間、休みなしの演奏とメッセージでしたが、本当に若者に負けない力強さと確信のある演奏と説教に、私は感動が与えられました。現代のコロナ禍で、人々が悩み、苦しんでいる時に、お一人で1時間半の時間を、力一杯有効に使われた先生の姿に、私自身大いに励まされました。行く時は大変疲れていましたが、帰りは身も心も軽々となった感じがいたしました。コロナ禍で人数制限があったので、一般の方々にはお知らせできませんでしたが、来年のチャペルコンサートを楽しみにしてください。

  先生は、はじめ独学で聖書を学び、のちに留学されました。サクソフォンの良き指導者に恵まれ、ご自身も大変努力されて、CDを何枚も出されました。最近、80歳記念アルバムとしてCDを出されました。私は全一八曲のこのCDをよく聞かせていただいています。またJTJ神学校の責任を持たれ、神学にも造詣が深く、多くの注解書を出されています。若い時から、救霊のためにはどんな犠牲もかまわずに働いてこられた先生のお姿に、使徒パウロの情熱を感じました。「主に望みをおく人は新たな力を得、鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない。」(イザヤ40・31)岸先生の働きを神様に感謝いたします。