2010/8/1 週報メッセージ

   K姉の召天に際して
                                                                                                                         朝位 真士
  先日7月22日午後6時過ぎ、虚血性心不全のために87歳6ヶ月余の生涯を終えて召天されたK姉のことを、少し語ってみたいと思います。
 K姉は1923年(大正12年)1月1日に東京で誕生されました。1954年(昭和29年)8月1日、佐野良夫牧師より受洗。1974年5月19日、西海静雄牧師のときに、教団和泉教会より桜ヶ丘教会へ転入され、当教会員となられました。私共が1994年4月に九州より赴任して以来、お交わりをさせていただきました。以前のマンション教会(パールハイツ桜上水)のときは、下高井戸のご自宅から、礼拝はもちろん祈祷会、婦人会等、教会の集会にはできる限り出席しておられました。人とは余り話さない方ですが、気心が知れると本当に長くお話をされました。
 新会堂ができても、しばらく礼拝や祈祷会に積極的に出席しておられました。一見無口のようですが、大変存在感のある方でした。K姉はヨブのような試練に会われたようですが、不信仰な言葉を一言も聞いたことはなく、いつも信仰的な言葉を語っておられました。私が訪問したときはいつも信仰の話を熱心にされて、「桜ヶ丘教会のためにいつも祈っています」と語っておられました。祈りと同時に、質素な生活を心がけて倹約し、教会のために捧げておられました。
 7月27日(火)午後6時前夜式、28日(水)午前9時半告別式を、当教会にて私の司式でさせていただきました。
  「『今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである』と。」〝霊〟も言う。「然り。彼らは労苦を解かれて、
  安らぎを得る。その行いが報われるからである。」(ヨハネ黙示14・13)
 御遺族の上に神の慰めと平安を祈ります。