クリスチャン生活の使命
朝位 真士
クリスチャンにとって、この地上の生涯の目的はただ神の栄光を現す
ために生きることです。またその究極のクリスチャン生活の使命は、福
音を全世界に伝えるためにキリストの証人となることです。
①神の栄光を現すために生きる
Ⅰコリント6・19~20、Ⅰコリント10・31
この体は、もはや自分のものではなく主のためにあるのです。ですか
ら、体はすべてのものから自由です。自由を律するものがあるとすれば
それは神の愛であり、義よりほかにありません。人間的ないかなるもの
にも体を支配されず、その体の働きをもって神の栄光を現すのです。
次に栄光の意味について考えてみましょう。「栄光」という言葉は、
神のご性質や働きの完全なことを表しています。ですから神の栄光を現
すとは、未熟な弱い体を通してでも聖霊の力によって神の愛の完全さ、
知恵の豊かさが現されるということです。たとえ病気であっても、試練
の中に苦しんでいるときでも、また死の床においてでさえ、神はその場
で神の栄光を現すことを求め、聖霊はその力を与えてくださるのです。
かつてキリストは十字架の死を栄光の時と言われました。主の十字架
こそ神の愛の完全さを現すものであったのです。
②恵みのよき管理人として生きる
③キリストの証人として生きる
以上クリスチャン生活の使命であります。