川﨑 信二
先週、アドヴェントに入り、べアンテ・ボーマン先生とルリ子先生をお迎えしてチャペルコンサートを行いました。チェロとピアノ演奏、お証を通して、神の不思議な計画と救いを知る機会となりました。感謝いたします。
先生方は、1999年12月よりクリスマス・チャペルコンサートを続けてくださり、今年で27回目の開催となりました。前牧師の朝位眞士牧師・フミ子牧師の時代にこの礼拝堂が建てられて間もない頃に来てくださり、それから毎年途切れることなく演奏とみことばのご奉仕をしてくださり、今年もすばらしい音色が会堂に響きわたりました。
今年は午後のみの開演となり、日頃は来ることができない信仰の友や他教会のメンバーも来てくださり、誠に心強く、励まされたことです。
毎年、ボーマン先生が初めに弾いてくださる曲に心が震えます。フィンランドでこの曲に出会い、感動されたとのこと。「主に向ってハレル・ヤ」という曲です。ヘブライ語で「ハレル(共に賛美)・ヤ(偉大な神を)」。神を賛美せよ!
1974年に米国の歌手リンダ・スタッセン・ベンジャミンがイースターのために作詞作曲した「Sing Hallelujah To The Lord」という曲です。「Sing Hallelujah To The Lord, Sing Hallelujah To The Lord」と繰り返すシンプルな歌詞ですがメロディに乗ってじわじわと心に沁みてくる名作です。この歌は香港の200万規模の抗議デモで、祈りの叫びとなった曲でもあります。
日本では日本バプテスト連盟『新生讃美歌』に収録されている「主を賛美しよう」という曲です。歌詞は「主をさんびしよう 主をさんびしよう 主をさんびしよう 主に向いハレルヤと主をさんびしよう」。
内容は単純ですが、人生で最も大事なことが歌われています。「ハレルヤ」には「主に栄光を」という意味もあります。クリスマスを待ち望むこの時期に、謙虚に、また、心の底から湧き出る祈りをささげたいものです。人の功績ではなく、主に栄光を!