2019/1/20 週報メッセージ

   クリスチャン生活の出発点                                                                 
                                                                                                               朝位 真士

  今日はキリスト者の基本的知識を理解しましょう。まず何を信じたらクリスチャンになるか。五つのポイントから見ていくと、①真の神を信じること。それは、人間が神によって造られたからです。ですから人間はだれでも神との生きた人格的な関係をもたなければ真の平安と意義のある人生を送ることはできません。それは、神を信じ、神を愛し、神の栄光のために生きる時に体験されるのです。②神の前に罪を認め悔い改める。それは生まれつき神に背いてしまう罪の性質(原罪)をもって生まれてきているからです。③キリストを救い主として認める。聖書は、キリストを人間の罪と死からの救い主であると明言しているからです。神の大いなる愛のゆえに十字架にかかり、人間の身代わりとして死という刑罰を受けられ、さらに、死後三日目に復活され、死に打ち勝つ力を示されたことです。④キリストを自分の救い主と信じる。この救い主キリストを自分の救い主として心を開き、受け入れることが信じるということです。信じるという日常の手段をもって神を知り、キリストの救いを体験する道を備えてくださったのです。⑤信仰を告白する。では、具体的に信じる時には、どのようにすればよいでしょうか。その方法や仕方に絶対的な定めはありません。また、お金や供え物、犠牲などといった物質的なものはまったく福音と関係がありません。基本的に大切なことは、教会の牧師や、立てられた伝道者に対して、「イエス・キリストを信じます」と信仰の告白をすることです。

 今回は二人の方々が洗礼と転入会を希望されていますので、あえてクリスチャン生活の出発点を考える時が与えられました。私もこの際、信仰生活の出発点という事を再確認して、教会生活、信仰生活を送っていきたいと考えています。(『新キリスト教ガイドブック』参照)