2016/1/1 週報メッセージ

      2016年を迎えて
                                                                                                          朝位 真士
 
  2016年を迎えて二つの聖句が与えられました。一つは昨年に引き続きⅠコリント3章7節「大切なのは植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。」二つは、詩編126編ですが、特に「涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる。種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は、束ねた種を背負い、喜びの歌をうたいながら帰ってくる。」(5~6節)です。
 2016年は桜ヶ丘教会が開拓されて93年目に入ります。1923年6月1日、初代牧師である故板井康裕先生が開拓されて、今日まで多くの牧師、伝道師、信徒、求道者たちによって苦難の歴史を乗り越えてきた教会ですが、1975年故西海静雄先生、満希子先生(現越生教会牧師、東京聖書学校教授)によって杉並区にあるパールハイツ桜上水というマンションに独自の会堂が与えられ、その後宗教法人格を取得しました。1997年12月17日、現在地である下高井戸3ー2ー9に59坪の土地と新会堂が与えられ今日に至ります。現住陪餐会員の半数以上の方々が天国に行かれ、2015年も二人の方々を天国に送りました。一人の方が受洗されて新しいメンバーが加えられ、いよいよ百周年に向かって桜ヶ丘教会丸も航海しています。
 そのような昨年より祈り求めていましたら、右の如く詩編126編が与えられました。一つで申しますならば、「初心忘るべからず」、つまり開拓伝道の精神と教会形成(信者の養成)を二本立で、皆様方と共に主の僕として前進していきたいと思います。それには祈祷目標、①個人信仰の確立、②全家族の救い、③個人伝道による教勢倍加にそって祈っていくことです。また、桜ヶ丘教会の伝統的意志を持ち、この時代に適応した伝道・宣教・教会形成を実践できる後任の牧師が与えられるように、皆様お祈りとご協力をお願い申しあげます。