2015/9/20 週報メッセージ

   私の洗礼式の思い出                                                                 
                                                                                                          朝位 真士
 
  私は1961年12月24日に、教団ホーリネスの群北九州復興教会の故山中日出刃先生によって受洗いたしました。18歳の高校生でした。高卒後商社に9年勤務し、1975年に東京聖書学校を卒業して、19年間、母教会の北九州復興教会で副牧師として山中先生にお仕えしました。
 何故受洗したかといいますと、人生に悩み、将来に不安をもっていた高校生の時、友人の持田倫生君から教会に誘われ、高校生の夏の特別集会に導かれて御言葉が妙に心に残りました。当時の話の内容は忘れましたが、ヨハネ福音書3章16節「神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである」という御言葉を通して、単純に、主イエス・キリストの父なる神は、イエス・キリストを通して、この世(私自身)を愛して下さり、私の罪の為に十字架にかかり、3日目に復活されて、目には見えませんが、信じる私達といつも共にいてすべての事を最善にして下さる愛なる神であるという事を信じました。単純ですが、その年のクリスマス礼拝の中で、山中先生に洗礼を授けて頂きました。先生が私の頭に洗礼式の水を注いで下さった時の感動は今でも忘れません。あれから54年の年月が経過しましたが、私の心は18歳の少年の如く、教会に一人でも多くの方々が来られて、洗礼を受けてクリスチャンとしての生活をしていただきたいと願うものです。
 今日一人の姉妹が受洗されます。本当に感謝なことです。聖書に「神は、すべての人が救われて、真理を悟るに至ることを望んでおられる」(Ⅰテモテ2章4節、口語訳)とあります。教会に出席されるすべての人々がクリスチャンになられて、共に天国の民として、また神の子としての生き方をして頂きたいと思います。