ある信徒の奇蹟
朝位 真士
朝位 真士
8月25日朝、信徒の妻より夫が危篤であるという電話をいただき、私はすぐに身支度を整えて彼が入院している救世軍のホスピス病棟を訪問した。癌が全身に転移して痛み止めの薬も効かない状態である。私は病室に入り、O兄と夫人がいたので早速聖書を3ヶ所引用した。新約ヤコブ4章13~17節「よく聞きなさい。『今日か明日、これこれの町へ行って1年間滞在し、商売をして金もうけをしよう』と言う人たち、あなたがたには自分の命がどうなるか、明日のことは分からないからです。あなたがたは、わずかの間現れて、やがて消えて行く霧にすぎません。むしろ、あなたがたは、『主の御心であれば、生き永らえて、あのことやこのことをしよう』と言うべきです。……」旧約コヘレト3章1~11節「何事にも時があり天の下の出来事にはすべて定められた時がある。……神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。それでもなお、神のなさる業を始めから終わりまで見極めることは許されていない。」新約ローマ8章28節「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」
私は先に挙げた聖句を元に、聖霊の御導きをいただきながら、真剣に祈らせていただいた。その時、神の奇蹟が起こった。意識が朦朧としていたO兄が目をぱっちりと開き、はっきりした声でお祈りをして、私に何度も御礼を言われた。私は神の奇蹟を久々に経験させていただいた。確かにO兄は癌が全身転移して、ドクターからはここ2~3日が山場と言われているが、主の御心ならば、生かしてもう一度立ち上がらせて、主の御用のために兄を用いてくださいと、切に祈る者の一人である。主に栄光を帰しつつ!!
私は先に挙げた聖句を元に、聖霊の御導きをいただきながら、真剣に祈らせていただいた。その時、神の奇蹟が起こった。意識が朦朧としていたO兄が目をぱっちりと開き、はっきりした声でお祈りをして、私に何度も御礼を言われた。私は神の奇蹟を久々に経験させていただいた。確かにO兄は癌が全身転移して、ドクターからはここ2~3日が山場と言われているが、主の御心ならば、生かしてもう一度立ち上がらせて、主の御用のために兄を用いてくださいと、切に祈る者の一人である。主に栄光を帰しつつ!!