2015/5/24 週報メッセージ

   聖霊降臨日(ペンテコステ)
                                                                                                         朝位 真士
 
  聖霊のくだった五旬節の日は復活から50日目であり、主イエス様の昇天から10日目にあたります。この日を「ペンテコステ」と呼ぶのは、ギリシャ語で50番目を意味しているからです。五旬節(ペンテコステ)は、「七週の祭り」というもう一つの名でも呼ばれています。これは、主が十字架にかかった過越の祭りより7週を過ごして、50日目より始まる1週間の祭りだからです。この祭りでは、その年の収穫の感謝と、モーセがシナイ山にて神から律法を授けられたことが記念されました。
 五旬節の日、キリストの約束の通り聖霊がくだり、弟子たちは神のことばを大胆に語りだしました。「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリヤの全土で、また、地の果てに至るまで、私の証人となる」(使徒1・8)とあるように、弟子たちは神から力を受け、キリストの十字架と復活の証人として立ち上がりました。またこの日より、新しい神の民、キリストの教会が生まれました。
 私共の教会は1923年(大正12年)6月1日、初代牧師、板井康裕先生がアメリカより帰国し、世田谷区桜新町の自宅で伝道を開始して誕生しました。しかしその歴史は平坦ではなく、苦難の連続でした。まず教会堂の確保に困難を要し、人的にも困難であり、牧師・伝道師が定着せず、今まで二十数人が変わりました。その要因として経済的困難があり、近隣の方々への宣教も時間を要しました。宗教法人格を取得し、第一種教会になるにも実に68年の年月を要しました。前任の西海静雄先生夫妻の苦労も大変なものでした。1998年に新会堂が献堂され今日に至っていますが、既に数十人の方々が天国に行かれました。ペンテコステのこの日、今こそ全員心を新たにして神の宣教の業のために励み、教会形成に参画してまいりましょう。