2014/5/11 週報メッセージ

   母の日に思う
                                                                                                           朝位 真士
  今日は「母の日」です。世間では日頃疎遠になっている母への感謝を表す日です。私の母は数十年前、50歳余で召天しました。67月25日午前0時45分頃だったと記憶しています。母は大変世話好きで、私共には優しく、従業員の方々にも親切であって、皆から慕われていました。「親孝行したいときには親は無し」と言われている如くです。信者ではなかったが、私の信仰には大変理解がありました。私がもう少し熱心であったら、母を信仰に導いたと思います。父は晩年、本田弘慈先生によって導かれ、キリスト教式で葬儀ができました。
 さて母の日の起源について記します。アメリカのヴァージニア州ウェブスターの町のメソジスト教会に、アンナ・M・ジャーヴィスという教会学校の教師として26年間奉仕した夫人がいました。その後ジャーヴィス夫人は亡くなり、教会での追悼会の時、娘のアンナは以前お母さんから聞いた「あなたの父と母とを敬え」の箇所を思い出し、たくさんのカーネーションの花をささげ、お母さんを偲びました。このことが列席者一同に大きな感動を与え、やがて有名な百貨店王といわれ後に大臣になっても教会学校の校長を続けたジョン・ワナメーカーの賛同を得、同氏の店頭で5月第2日曜日に盛大な記念会が催されました。これが母の日の始まりで、1908年(明治41年)のことでした。
1914年にアメリカの議会は5月第2日曜日を母の日と定め、国旗を掲げてお母さんに敬意を表すことになり、やがて母の日は全世界に広まったのです。
 私の母なる教会は北九州復興教会ですが、母教会で18歳の時に救われて53年目を迎えます。本当に若い時に主イエス・キリストを救い主として信じることができ、感謝でいっぱいです。まだの方は1日も早く決断してください。神はあなたを愛しておられます。