2014/12/14 週報メッセージ

   クリスマスを迎えて
                                                                                                          朝位 真士
  今年もクリスマスを迎えることができて感謝しています。私は1661年12月24日(日)クリスマス礼拝の時、母教会の故山中日出刃牧師より受洗させていただきました。あれから53年経過しています。しかし私の心は青年時代のあの喜びと感謝に今も満ちています。
 私の心の中に一番強く残っている御言葉はヨハネ3章16節、「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである」(口語訳)です。特に「神は……世を愛された」という語で、「神の愛」です。神が愛に満ちたお方であるということは聖書の一貫したメッセージです。人間はそうした神の期待を裏切りました。しかし、神はそのように背いた人間をただちに滅ぼしませんでした。「世を愛された」とありますが、これは「人間を愛された」と言い換えても良いかと思います。もう少し具体的に言うならば、「この朝位真士を愛してくださった。」「世」はイエス・キリストを憎み、「肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢」などをもって人を神から引き離そうと誘惑します。そうした世の背後には「世の支配者」である悪魔(サタン)の存在があります。したがって、悪魔に惑わされて神に背を向けている私たち人間を、神が愛してくださったということです。
 そのクリスマス、来週21日(日)はベアンテ・ボーマン先生、ルリ子先生をお迎えして、クリスマス・チャペルコンサートを開きます。一人でも多くの方が来場されて、先生の素晴らしいチェロ演奏とメッセージを聞いていただきたいと思います。24日(木)のイヴ集会では、齋藤神学生のメッセージと高田トリオのジャズ演奏に注目しましょう。祈って待ち望んで、2014年度クリスマスを迎えようではありませんか。一人ひとりが良きクリスマスを!!