2014/10/12 週報メッセージ

   「日本伝道の幻を語る会」の想い出Ⅱ
                                                                                                        朝位 真士
 9月にも記載したが、今回も中野雄一郎先生(JTJ宣教神学校SA、巡回伝道者)の講演Ⅱにおけるメッセージを紹介する。
 「カレブの砕かれた信仰」ー後期高齢者の幻の実現ーヨシュア記14章6~15節。序、老後の心得。長生100年時代の秘訣は食物・睡眠・運動・使命・信仰・家族である。カレブの信仰は組織の2番目にどう対処するかを示唆する。
 (1)「継続信仰の力」14章8、9、14節。「従い通す」カレブに7回言及。45年間、カデシバルデアにおける絶対的確信。名人、その道を極めた人。①繰り返し、②長時間、③得意先手、アブラハム、ダビデ、パウロ、主イエス、待望・忍耐・信仰の人(ヘブライ11章)。例話ー巡回伝道18年目、伝道牧会の積み重ねが支えとなる。
 (2)「継続信仰の前進」14章10~12節。信仰は停滞しないで前進するのみ。ポジティブシンキングとポジティブシンコウとは異なる。アブラハムは偉大な神を信じた。創世記15章。カレブは山地、巨人、難攻不落の砦を取る。85歳、元気はつらつ、戦争に耐える、その秘訣はカデシでの原体験、御言、臨在、信仰、12~13節。例話ー教会分裂の危機をどう乗り切るか。
 (3)「継続信仰の本質」14章6、13、14節。打ち砕かれ自分に死んだカレブ。主は砕かれ謙遜な人を用いられる。人生においてプライドだけが最後まで自分を苦しめる。イザヤ57章15節。カレブは以前ヨシュアと同僚、今は指導者として従う。キリスト教最初の殉教者、ステパノに何故主は立ち上がられた。使徒7章55節。例話ー50年前の開拓伝道、現今の祝福。結びー日本伝道の幻は、カレブのような信仰の人によって実現する。
 カレブのような後継者を育成しなくては教会の将来はないと、ひしひしと感じた。