2014/1/26 週報メッセージ

   忍び込む異端
                                                                                                           朝位 真士
  先日第16回「断食祈祷聖会2014」に出席した。全期間は出席できなかったが、2日間出席することが許された。「福音宣教を阻んでいる理由」を山口陽一先生が、「次世代育成のために」を三浦真信先生が、「地方教会の課題」を吉永輝次先生が、「忍び込む異端」を趙南沫先生が語られた。各講演とも大変意味のある興味深い内容であった。しかし特に「忍び込む異端」というテーマが心に残った。趙先生は韓国の牧師で、日本の川崎で招待キリスト教会を開拓されて、現在日本福音同盟(JEA)宣教委員をしておられる。先生の講演内容が非常に興味深いので、皆さんにその内容の一部をご紹介させていただく。
 現代韓国では多くの異端が流行している。キリスト教の名を語り、聖書の正統的解釈とは違い、自分勝手に解釈し、信仰内容も人間の興味ある内容にして、多くの人を惑わしている。特に既成教会に侵入してやってくるそうだ。たとえば、「牧師の説教を批判して人心を惑わし、もっと素晴らしい先生をお呼びしましょうと言って、牧師を排斥する運動を静かに働きかけ、多くの信者を惑わして教会を分裂させ、教会を乗っ取り、キリスト教とは全く異質の内容を含み、正統的信仰を迷わせ、人々を騙して、キリスト教信仰から外れて異端へと導き、サタンの手下になってしまった教会が韓国に多くあり、また日本にも忍び込んでいる異端がある」ということを聞いて驚いた。
 桜ヶ丘教会の皆様、こういう思想に惑わされずに、聖書信仰に立脚し、祈り、各集会(礼拝、祈祷会、例会)に励み、御国に行くまで主の忠実な僕として歩んでまいろうではありませんか。もし教会を欠席している方々でそのような異端に迷わされている方がおられたら、その方のためにも密室でお祈りいたしましょう。(Ⅱペトロ2・1~3)