わたしを強くしてくださる方のお陰で
朝位 真士
東京アライアンス教会の御用に行ってまいりました。メッセージは、フィリピ4章10~13節を通して語らせていただきました。この手紙の特徴は「喜び」という言葉が十数回記されていることです。また「福音」という言葉も「祈り」という言葉も各所に出ています。この4章10~13節を通して教えられることは、パウロが「あらゆる境遇に対処する秘訣」を語っていることです。秘訣の第一は「どんな境遇にあっても満ち足りることを学ぶこと」です。秘訣の第二は「貧しさの中にいる道も豊かさの中にいる道も知っていること」です。秘訣の第三は「飽くことにも飢えることにも、富むことにも貧しいことにも、あらゆる境遇に対処する方法を授かること」です。
パウロは「わたしを強くしてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です」(4・13)と語っています。ーキリストとの霊的結合・人格的交わりを得ることーその方法は祈りです。みことばです。信仰です。「あらゆる境遇に適応し、対処し、打ち勝つことができる」ということは、試練、誘惑、苦難、貧富、幸、不幸といった移り行く人生のさまざまな出来事にも対処できるという意味です。「すべてが可能です」という意味です。明日何が起こるかわからないのが私たちの現実です。しかし、私たちを強くしてくださる方と絶えず交わり、みことばをいただき、その方に全き信頼を置くなら、必ず勝利することができるのです。
東京アライアンス教会の前週の礼拝は、台風の影響で8名であったようですが、チラシを8千枚配布して、当日の特別集会には24名と、3倍の礼拝出席がありました。会堂建設15年目で1億円近い借財を昨年完済されました。少数の会員ですが、牧師をはじめ会員の方々が皆生き生きされていた姿を忘れることができません。主に栄光を帰しつつ!!