2013/7/21 週報メッセージ

   ある家族の納骨式に出席して                                                                 
                                                                                                        朝位 真士
  去る7月15日、親類の納骨式に出席した。一人は昨年11月に召天した者である。101歳の長寿で勝利のうちに天国へ旅立った。もう一人は2年前に召天した義姉である。二人共、信仰の生涯を全うして天国へ凱旋された。私は親類にあたる一人として、この納骨式に出席した。猛暑の中であったが2~30人集まり、大変意義深い式であった。
 司式は義兄の牧師であった。彼はフィリピ3章20節を通してメッセージを語った。「わたしたちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、わたしたちは待っています」という聖書箇所より、二人の納骨式にふさわしく、集まった人々にもわかりやすく語ってくださった。主イエス・キリストの十字架と復活によって、地上に残されている私たちにも希望と感謝と喜びを与えてくださった。また、故人の感話をフミ子牧師が語った。短時間であったが二人の想い出を適確に語ったことが印象的であった。参加者は大きな感動を与えられた。私は二人の納骨式に出席して、いつも司式する側にある者として、良き学びの機会となった。                                                               
  最後に御言葉を引用したいと思う。
 
  この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見
 て喜びの声をあげ、自分たちが地上ではよそ者であり、仮住まいの者であることを公に言い表したのです。
 ……ところが実際は、彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです。だから、神は彼ら
 の神と呼ばれることを恥となさいません。神は、彼らのために都を準備されていたからです。(ヘブライ11
 章13~16節)
 
 私たちの国籍がある天を目指して進もう!!