牧会雑感
朝位 真士
ハイデルベルグ信仰問答の問1に、「生きている時も、死ぬ時も、あなたのただ一つの慰めは、何ですか」とある。答は、「わたしが、身も魂も、生きている時も、死ぬ時も、わたしのものではなく、わたしの真実なる救い主イエス・キリストのものであることであります」とある。「問2、それならば、あなたがこの慰めの中に、祝福されて、生きまた死ぬことができるためには、あなたは、いくつのことを、知らねばならないのですか。」「答、三つのことです。第一には、わたしの罪とわたしの悲惨とが、どんなに大きいかということ。第二には、わたしが、どのようにして、わたしのあらゆる罪とわたしの一切の悲惨から、救われるか、ということ。第三には、わたしが、どんなに、この救いに対して、神に、感謝すべきか、ということであります。」
東日本大震災が2011年3月11日午後2時46分に起こって2年を迎えた。A紙の記事によると、死者1万5882人(警察庁)、関連死認定者2303人(復興庁)、行方不明者2668人(警察庁)、避難者31万5196六人(復興庁)。大津波と原発事故による複合災害である。私は、毎日の新聞、テレビ、インターネットのニュースを観て、本当に心の痛む思いである。早く物質的回復がなされることを祈るものである。しかし私は、先のハイデルベルグの信仰問答を見ていただきたい。「生きている時も、死ぬ時も、あなたのただ一つの慰めは、真実なる救い主イエス・キリストのものである」という言葉が、私の心に強く響き、残っている。私たちにも、いつ思いもかけない困難や苦難が来るかもしれないが、救い主イエス・キリストの慰めを絶えず感じ続けていくことが人生にとって大切なことではないかと思う。また東日本大震災に遭われた方々の一日も早い復興を心から願うものである。
朝位 真士
ハイデルベルグ信仰問答の問1に、「生きている時も、死ぬ時も、あなたのただ一つの慰めは、何ですか」とある。答は、「わたしが、身も魂も、生きている時も、死ぬ時も、わたしのものではなく、わたしの真実なる救い主イエス・キリストのものであることであります」とある。「問2、それならば、あなたがこの慰めの中に、祝福されて、生きまた死ぬことができるためには、あなたは、いくつのことを、知らねばならないのですか。」「答、三つのことです。第一には、わたしの罪とわたしの悲惨とが、どんなに大きいかということ。第二には、わたしが、どのようにして、わたしのあらゆる罪とわたしの一切の悲惨から、救われるか、ということ。第三には、わたしが、どんなに、この救いに対して、神に、感謝すべきか、ということであります。」
東日本大震災が2011年3月11日午後2時46分に起こって2年を迎えた。A紙の記事によると、死者1万5882人(警察庁)、関連死認定者2303人(復興庁)、行方不明者2668人(警察庁)、避難者31万5196六人(復興庁)。大津波と原発事故による複合災害である。私は、毎日の新聞、テレビ、インターネットのニュースを観て、本当に心の痛む思いである。早く物質的回復がなされることを祈るものである。しかし私は、先のハイデルベルグの信仰問答を見ていただきたい。「生きている時も、死ぬ時も、あなたのただ一つの慰めは、真実なる救い主イエス・キリストのものである」という言葉が、私の心に強く響き、残っている。私たちにも、いつ思いもかけない困難や苦難が来るかもしれないが、救い主イエス・キリストの慰めを絶えず感じ続けていくことが人生にとって大切なことではないかと思う。また東日本大震災に遭われた方々の一日も早い復興を心から願うものである。