ホ群信徒・教師共同セミナーに出席して
朝位 真士
11月4~6日迄、市川サンシティで開催され、「今こそ、神の福音の時」ー語り尽くそう、ホ群の伝道と教会形成ーというテーマのもとに、全国から信徒・教職が百名以上出席した。1日目、開会礼拝、司会貴村師、説教潮師。主題講演、司会秋山兄、講師原田彰久師。聖会Ⅰ、司会川崎師、説教滝口師、証し森下貴史師。2日目、伝道協議会、パネルディスカッション。聖会Ⅱ、司会山田師、説教田中師、賛美立証中西師。3日目、全体協議会。閉会礼拝、司会山本師、説教村上師。
主題講演の講師、原田彰久師(宮崎清水町教会)は、「ホーリネスの群における教会形成」という主題で、丁寧なレジュメにそって、ヘブル4章14~16節から、ホーリネスの群の伝道を教会形成の視点から考えた。ホーリネスの群における職制上の課題として、①教会政治が変化している、②変化への対応に課題があった、③教会政治おける提言について語られた。また、ホーリネスの群の信仰上の課題として、①聖書信仰の意味を明確にする、②四重の福音の再定義を挙げられた。今後、信仰と職制の両面でホーリネスの群のリニューアルが求められている。
聖会Ⅰ・Ⅱの中で、地方で長く牧会伝道をしておられる中堅の先生方のメッセージを聞くことができた。地味ではあるが、確信に満ちたものであった。パネルディスカッションでは5人の方々の話を聞いた。大変具体的な内容であり、現場における生の声を聞かせていただいた。特に地方教会における人的・金銭的困難さについては、具体的な資料を通して、新しい祈りのテーマが与えられた。自分がいかに恵まれた環境に置かれているかということに感謝し、困難の中で戦っておられる教会の先生方、教会員の方々のために密室での具体的な祈りの課題が示された。ハレルヤ!!