2012/7/8 週報メッセージ

   K姉の召天に際して
                                                                                                          朝位 真士
  7月1日(日)午前2時59分、87歳の生涯を全うして天国へ旅立たれたK姉のことを語らせていただきたい。略歴をK姉の長男から託された。
 1925年(大正14年)6月19日、東京で誕生。1944年、大学教授であったK兄と結婚。二子が与えられた。1990年4月、教団永福町教会で受洗。ご主人もアメリカで10年間求道生活をされて、1992年、同教会で受洗され、お二人で教会の礼拝、祈祷会に熱心に出席された。1998年3月14日、ご主人が83歳で召天され、54年間おしどり夫婦であったK姉は精神的に不安定な状態になったが、1999年1月号の「信徒の友」に掲載された桜ヶ丘教会の新会堂の記事を見て、1月3日の聖日より当教会に出席された。5月23日のペンテコステ礼拝の時、転入会された。その後、ご子息の協力を得て教会生活に励んでおられた。しかし、ご主人を亡くした淋しさから脱しきれず、病院を入退院され、1999年8月「神の庭、サンフォーレ」に入居された。神奈川県秦野市のキリスト教式のホームであり、近隣の牧師によるケアがあり、ホーム内の礼拝堂では毎回地区の牧師による礼拝が行われていた。
 私共夫婦もK姉のホームへ何回か訪問させていただいた。その際、食事も用意されて、本当に美味しくいただき、長時間語らいの時をもたせていただいた。
 
  「『今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである』と。」 〝霊〟 も言う。「然り。彼らは労苦を解かれて、  安らぎを得る。その行いが報われるからである。」(ヨハネ黙示録14・13)
 
 ご遺族の上に神の慰めと平安をお祈りしたいと思う。シャローム。