2012/6/10 週報メッセージ

   この町には私の民がいる
                                                                                                           朝位 真士
  5月27日(日)ペンテコステ礼拝にS牧師がメッセージを語ってくださり、6月3日(日)創立89周年記念礼拝にK先生のサクソフォン演奏とメッセージがありました。少し残念なのは、二つの集会とも例年の数を下回っていたことでした。しかし私は来年も主が許してくだされば、ペンテコステ礼拝と創立記念礼拝に外部講師をお呼びして行いたいと願っています。
 イギリスの神学者アリスター・エドガーマクグラスに、日本の教会の人たちが「日本の伝道をどうしたらよいか」と聞くと、彼は「どうしてそんなことをイギリスに住む私に聞くのか」と語りました。彼は日本の伝道が振るわないことを聞かされて、日本の問題だけではないことを前置きしてこう言いました。「伝道は種まきなので、決してあきらめずに種をまき続けなさい。」その通りです。何か新しい特別な方法があるのではないのです。私も同感です。その意味では愚直なまでに同じことを繰り返すのです。それは繰り返しキリストによって救われた自分を見つめ、私を救ってくださったキリストを紹介することです。時がよくても悪くても、そのことを続けるのです。
 最近二人の方が召天されました。一人はI姉のご主人です。6月3日(日)午前2時13分に召されました。私は4日・5日と前夜式・告別式を行わせていただきました。密葬という形式をとられ、ごく近しい方々が二十数名集まられました。その中に数人のクリスチャンがおられたということです。もう一人は妻の兄嫁の母上です。私共は6月9日(土)に告別式に出席しました。キリスト教的葬儀でしたが、悲しみの中にも天国での再会を希望しつつ、私共もやがて来る人生の終わりの日の準備をしなくてはならないと思いました。