2012/3/25 週報メッセージ

   『健康な教会へのかぎ』を読んで   
                                                                                                         朝位 真士
  リック・ウォレン師の『健康な教会へのかぎ』という本を読んで、その文章に感動した。            
 
   集会出席を勧めたり宣伝したりすれば、人を教会に一度は連れてくることができる。しかし、教会が良い
  ものを提供しないなら、その人たちは二度と来ない。堅実な成長を維持するには、他では手に入らないもの
  を与えなければならない。牧師が肯定的で人生を変えるキリストの福音を説教し、教会員が教会で起こって
  いる神のみわざに興奮し、礼拝が未信者の友人を気軽に連れて来られるものであり、キリストに導かれた人
  々を育成・訓練し、派遣する計画が牧師にあるなら、出席者数は少なくとも問題ではなくなる。
   教会が健康で、継続的に成長することにはいろいろな面がある。私は、真正な教会成長を次の五つの要素
  によって定義している。①教会は、交わりを通して「温かさに」成長する必要がある。②教会は、弟子訓練
  を通して「深さに」成長する必要がある。③教会は、礼拝を通して「強さに」成長する必要がある。④教会
  は、奉仕を通して「広さに」成長する必要がある。⑤教会は、伝道を通して「大きさに」成長する必要があ
  る。使徒2・42~47の初代教会において、この五つの側面が描かれている。
 第一は、教会がなすべきことをなしたとき(五つの目的を果たしたとき)、神は成長(神のなさること)を与えてくださったこと。第二に、この健康な教会の成長は日毎に起こった。
 桜ヶ丘教会の関係者の皆様、2012年度にまずこのことが実行できるよう、お祈りとご協力ください。