2012/2/12 週報メッセージ

   神に信頼せよ
                                                             朝位 真士
  「民よ、どのような時にも神に信頼し
  御前に心を注ぎ出せ。
  神はわたしたちの避けどころ。」(詩62・9)
 年度末に近づき、教会も人々も何かと心が騒がしくなってきました。
特に受験期、卒業時にある方々はそうでしょう。新年度が近づき、私自
身もいろいろと考えが頭の中に浮かんでまいります。教会の将来を考え
ると少し不安になります。人数の減少、財政的減少、高齢者の増加によ
る礼拝出席者の減少傾向などマイナス要因が多く重なり、牧会者として
本当に責任を感じています。
 しかしパウロは「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんな
ことにも感謝しなさい」(Ⅰテサ5・16~18)と語っています。ま
た「貧しく暮らすすべも知っています。……いついかなる場合にも対処
する秘訣を授かっています。わたしを強めてくださる方のお陰で、わた
しにはすべてが可能です」(フィリピ4・12~13)とあります。
 自分の力だけではなく、全能の神であるイエス・キリストの神に全く
お委ねして従っていけば、すべてに良き解決が与えられることを確信し
ました。最後に、ローマ8章28節にあるように「万事を益としてくだ
さる」神に信頼しましょう。