2012/11/25 週報メッセージ

   西東京教区伝道協議会に出席して
                                                                                                         朝位 真士
  2012年11月22日(木)~23日(金)、桜美林大学多摩アカデミーヒルズで、「伝道するわたしー喜びに押し出されてー」というテーマで深井智朗先生(金城学院大学宗教主事・教授)の講演があった。内容は次の通り。
 (1)伝道はどこからはじまるのか。なぜ伝道するのか。①「救われた喜び」からはじまる。②「よしもう一度。」
③「だから、あなたがたは立ち直った。兄弟たちを力づけてやりなさい。」
 (2)私たちは知っているのか。何を伝道するのか。①「いかに」ではなくて、「何を」。②神の国と教会。③救いの証言。④「あるがままに」でよいのか。「悔い改め」という福音。
 (3)伝道と礼拝。①喜びの礼拝。②聖書を読む力と生きる力。③通じる言葉。
 (4)家族。①伝道の最前線。②礼拝を終え、教会を「出て」、「帰って行く」。③日本の家庭とキリスト教。
 (5)「教会外のキリスト教」①ドイツの「教会外のキリスト教」②日本の「教会外のキリスト教」③日本伝道の初心にかえる。
 (6)「出て行く」こととしての伝道。①伝道の求心力と遠心力。②マラソンではなく駅伝としての伝道。③神の喜びとしての伝道。
 (7)羊飼いは羊を生まず。①信仰者であることと伝道者であること。②伝道・献身者を生み出す教会。
 (8)教会の「公共的」な使命と伝道。①教会に聞かない人々。②言葉も責任も求められていない教会。③語るべきことを薄めて説明することが伝道なのか?語るべきことをたとえ理解されなくても語り続けるのか?④「神の国への旅」の目的と処方箋をかたり得る教会。
 (9)伝道のフロント。①教会の伝道。②キリスト教学校、キリスト教の社会的奉仕。③キリスト教書店、出版活動。
 (10)愛の浪費としての伝道。①マタイ26・6~13。②ヨハネ12・1~8。③数値に換算できないもの。④神の愛の浪費に応える私たちの伝道。
 この内容を少しずつ実践していきたいと思う。