2012年を迎えて
朝位 真士
新年2012年あけましておめでとうございます。今年与えられた御言葉は、使徒18章9~10節、「恐れるな、語り続けよ。黙っているな。わたしがあなたと共にいる。だから、あなたを襲って危害を加える者はない。この町には、わたしの民が大勢いるからだ。」です。
2011年は3月11日に東日本大震災が起こり、地震、津波、原発事故等で12月28日現在で15844人の死者、3468人の行方不明者が出ており、日本全国が大変大きな試練の中にあります。その反面「なでしこ世界一」で、悲しみの中にも一つの喜びが与えられました。また世界に目を向けると、ユーロ危機が世界的不況の原因となり、独裁者が退陣に追い込まれたりと大変な事件が起こりました。
わが教会に目を向けますと、1、2、8月と3人の方々が召天されたり、一人の方が遠方に転居されたりしました。悲しみの事柄が続きましたが、教会員の結婚式もあったことは喜ばしいことでした。
さて、先ほどの使徒18章9~10節には三つの約束が続いています。第一は、「わたし」(主イエス)が共にいる。第二に、あなたは安全である。第三に、コリントに神の選びの民は多い。主イエス自ら、コリント伝道の苦難と約束の中心におられる。
私が桜ヶ丘教会に赴任して19年目に入ります。今年は四つの目標を掲げます。①全員礼拝、②全員献財、③全員伝道、④全員祈祷です。私の育った北九州復興教会で受けた恵みを分かち合いたいと思います。故山中日出刃先生は開拓伝道から九州で有数の教会へと成長させました。それは右の四つの目標を実践したからだと思います。