2011/9/4 週報メッセージ

   牧会雑感
                                                                                                           朝位 真士
  「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」(Ⅰテサ5・16~18)
 今年の元旦礼拝でこの御言葉が与えられて、九ヶ月目に入った。私は最近一つのことを始めた。ある尊敬する老姉が100歳の記念に、私にマンドリンの演奏をしてくださいというリクエストがあった。高校時代にマンドリン・クラブに3年間在籍して練習に励んだことがよみがえった。私は20年近く前に友人からプレゼントされたマンドリンを取り出して練習を始めている。しかし、もう50年前にやっていた楽器の練習である。なかなかうまく上達しないので、意を決して先生に指導していただくようになった。月2回、プロの先生に教授していただくことになった。しかしなかなか思うように上達しない。自分は少しガッカリしていた。しかし前述の老姉の依頼に、私は意を決して練習しているのである。曲目は2~3曲であるが、練習中ときどき手を休めて、神様に感謝している。なぜなら、私には趣味というものが何もないからである。しかしマンドリンという素晴らしい楽器演奏が与えられている(勿論現在は、未だ人前でお聴かせする迄にはいたっていない)。
 聖書のマタイ25章14~30節に「タラントンのたとえ」がある。5タラントン、2タラントン、1タラントンの賜物を与えられた人達が神(主人)の前に精算する記事である。私は1タラントンかもしれないが、その賜物を地に埋めていた。活用していなかった。これからは、時間があれば積極的に活用したいと祈るものである。皆様方も賜物を地に埋めないで、主のために大いに活用してください。主はあなたを祝福してくださいます。