2011/2/13 週報メッセージ

   H姉の召天に際して
                                                              朝位 真士
  「何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時があ
る。」(コヘレト3・1)
 H姉は過ぐる2月4日午前2時16分、入院先のU病院で84歳6ヶ月余
の生涯を終えて召天された。姉はY姉の導きで1986年8月24日、
前任の西海牧師より受洗された。それ以来、教会の礼拝に忠実に出
席され、婦人会、エリム会、ふれあい会、時には青年会の修養会にも参
加された。小柄な方であったが、その存在は際だっておられた。年齢を
感じさせず、自分の主張をハッキリと述べられて、いつも真実・忠実に
事を成しておられた。家庭では良き母親であり、自分の事は自分でして
おられた。家庭にとっても教会にとっても本当に大切な存在であった。
 昨年の夏、自宅で転倒され、それが原因となって歩行困難となり、数
ヶ月後に天国に急いで旅立たれた。私がお見舞いさせていただいたのは
1月24日(月)午後で、娘さんとお孫さんも一緒であった。大変喜ばれ
て私の手をしっかりと握って、何か語りたい様子であった。「先生、桜
ヶ丘教会をよろしく」とでもおっしゃりたかったのか、「子どもたち、
孫たちをよろしく」とでもおっしゃりたかったのかわからないが、本当
に悔いのない生涯を一生懸命に送られた方だと思う。
 ご遺族の上に神の慰めと祝福を祈ります。