2010/3/14 週報メッセージ

   キリスト者生活の出発点
                                                           朝位 真士
 クリスチャン生活の出発点で、何を信じたらクリスチャンになるのか。まず第一に真の神を信じること。第二に神の前に罪を認め悔い改める。その中で肉の働きをローマ1章18~31節を引用します。
 悔い改めとは何かということです。それは、自分の心を神に向け、罪の赦しを願うこと(回心)です。人間は誰でも罪の性質をもっており、ゲーテも言ったように、「人は努力をするかぎり罪を犯してしまう」からです。
悔い改めとは、罪から神への心の方向転換をすることです。そして、神の力と愛を心を開いて真剣に求めることです。
 キリスト者生活の出発点の第三は、キリストを救い主として認めること。聖書は、キリストを人間の罪と死からの救い主であると明言しています。その救い主キリストの働きとは、端的に言えば、神の大いなる愛のゆえに十字架にかかり、人間の身代わりとして死という刑罰を受け、三日後に復活され、死に勝利されたことです。キリストは復活されたからこそ、人を罪と死の世界から救うことができるのです(ヨハネ11・25)。復活の主キリストは天に帰られましたが、また再びこの地上に来られ、救われた者がすべてよみがえり、神の国を完成させると約束しております。
 第四に、キリストを自分の救い主と信じる。
 第五に、信仰を告白する。「口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。実に、人は心に信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。」(ローマ10・9~10)
 第六に、信仰の結果、新生、義認、神のことなる。神との平和が与えられ、救いの確信が与えられます。人間の知性、感情、意志が人格的な機能をもって確認するのです。