北九州復興教会の四重主義(Ⅰ)
朝位 真士
私は1961年に教団北九州復興教会で受洗をし、今年で49年目になる。その間信徒として、牧師として、心がけていたのは、母教会の山中日出刃牧師が教会の目標としていた「四重主義」である。
(1)「全員礼拝」ー礼拝の恵み
キリスト者の生活の中心は神を第一とした聖なる礼拝から始まる。イエス様の十字架と復活を覚え、喜びと感謝と希望を持って礼拝できることは、神様のお恵みである。
(2)「全員献財」ー献財の恵み
パウロはⅡコリント8章1~8節で、マケドニアの教会に与えられた献財について、「献財は神の恵みである」と3回も繰り返し訴え、「この恵みに富んで欲しい」と言っている。私の恩師山中日出刃牧師は1959年9月27日の週報に、「什一献金の祝福」と題して次のように記載されている。①什一献金により我等の心を世の物欲から潔める。②経済面に豊かな祝福を得る。残りの十分の九プラス神の祝福。③霊性に計り知れない恵みを与える。④教会に神の栄光が現れる。
聖書の引用をする。マラキ3章8~10節。「人は神を偽りうるか。あなたたちはわたしを偽っていながら、どのようにあなたを偽っていますか、と言う。それは、十分の一の献げ物と、献納物においてである。あなたたちは、甚だしく呪われる。……十分の一の献げ物をすべて倉に運び、わたしの家に食物があるようにせよ。これによって、わたしを試してみよと、万軍の主は言われる。必ず、わたしはあなたたちのために天の窓を開き、祝福を限りなく注ぐであろう。」
次回は四重主義の(3)(4)を引用して、私見を論じたい。