2009/9/6 週報メッセージ

   神と出会う備えをせよ
                                                             朝位 真士
 「イスラエルよ、お前は自分の神と出会う備えをせよ。」(アモス4章12節b)
 神を信じる者とは、常に神に会う備えをもって生きる者である。右の聖句が与えられた。これは、①神の審判の前に悔い改めよ、②神の審判の決定的な宣言、である。
 さて、最近強く心に残っている出来事が2つある。1つは、衆議院選挙が8月30日に行われて480名の議員が選出され、自民党が野党になり、野党が与党になったことである。日本の政治が、これから大きく変化しようとしている。テモテ第一、2章2節に「王たちやすべての高官のためにもささげなさい。わたしたちが常に信心と品位を保ち、平穏で落ち着いた生活を送るためです」とあります。一人一人が日本の国のために、なお強く密室で祈りたい。
 2つは、私どものホーリネスの群委員長、八束潤一先生(米子教会牧師)が8月31日午後1時46分に召天されたことである。先生は卒業後数年間、淀橋教会の峯野氏のもと副牧師として御用され、愛媛県新居浜教会の牧師を20年近くされ、新会堂を建設され、数年前鳥取県米子教会の牧師となられた。その間、四国教区議長、教団教師検定委員長を歴任され、ホ群委員長2期目の最中に持病の心臓病の手術をされた。退院されて容態が急変し、31日召天された。私もホ群委員の時に3年間委員会に出席したが、彼は大変きめ細かい配慮をもって委員会をリードして、私たち委員を適切に指導してくださった。説教においても、大変素晴らしいメッセンジャーであった。
 上の2つの出来事を通して、私どもも神に出会う備えをして、悔いのない日々を送りたいものであると感じた。
「わたしたちの本国は天にあります。」(フィリピ3章20節)