牧会雑感
朝位 真士
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ3・16)この御言葉は、私が救われた御言葉である。
仏教の教祖シャカは、インドの北の小国「カピラバストウ」の王子に生まれて、両親の浄飯王とマ
ヤ婦人のもとで育ちました。
29歳の時、人生の生死について疑問を抱き、妻子と別れて王城を出て、バラモン教の道場に入
り、菩提樹の下で座禅をし、人生の生死苦楽について瞑想にふけり「諸行無常」を悟りました。それ
は人生とはゴオーンと鳴り響く鐘の音のように、高低をくりかえし「諦めなさい」という結論に達し
て、無欲になる修行をされたそうです。
後年、仏教徒は西方かなたの浄土には阿弥陀仏、東方かなたには薬師仏がいるという思想をもちま
した。仏教は中国を経て日本に布教されたが、宗派に分かれて、その宗派の教祖日蓮や親鸞上人を仏
像や絵や文字に画いて拝むなど、シャカの意向にそむいた方向に進んでいきました。シャカは弟子達
に「仏像や絵や文字に書いたものを拝まないよう」と教え導かれました。(トラクトより引用)
私も幼い時から、日蓮上人の仏像や掛軸に向かって拝んでいました。それは死者への「ご供養」や自分の「ご利益」になると教えられて、18歳まで宗教的に真面目な家庭で育てられました。しかし、高校3年生のクリスマスに受洗して以来、私は天地万物を創造された全能の神、イエス・キリストの父なる神を信じる者とされて、生涯が新しくされました。
収穫の秋、伝道の秋、10月18日(日)午後3時、鈴木啓之先生が来られます。どうぞ祈って、一人でも多くの方々か導かれるようチラシを活用いたしましょう。