写真:K/Kさん提供
本日、12月6日(日曜日)は第2アドベントで、桜ヶ丘教会では、ボーマン・ベアンテ、ルリ子先生をお迎えして、チャペルコンサートを開催いたしました。
音楽の中で、ベアンテ先生が、バッハのことについて、お話をされました。
「主よ 私の嘆きをお聞きください。私に正しい信仰を与えてください」と、バッハは、困難多き人生において、主を求められたということです。
9歳から10歳の時に、父親を亡くし、15歳の時に教会の聖歌隊に入り、教会で面倒を見ていただき、育ったそうです。
ルターの本も全部持っておられたそうで、信仰者としての立ち位置は揺るぐことがなかったということです。
しかし、最初の結婚で妻を亡くし、再婚後は子供も亡くす等で、嘆き、悲しみは多く、困難がつきまとったとのこと。
しかし、主にあって、音楽を作曲したということ。
当時、バッハの曲は、過激であって、ありえないということで、誰にも受け入れられなったそうですが、それでも1,000曲創作したそうです。
バッハは、試練の中で、なぜ創ることができたのか?
「恵みの生活の中で生きる。自分の感情ではなく、聖書の言葉を握る。御言葉に沿って歩く。自分のためにではなく、人のために生きている」
そういう、バッハの姿勢から生まれた音楽だそうです。ベアンテ先生はチェロで演奏してくださいました。
本当に感動したひと時でした。
また、お話は、「永遠に変わらない恵み」というテーマでした。イエス・キリストの誕生は、1000年も前に預言されたことで、その通りに、成就されたということ。
イエス・キリストの誕生、十字架の死、そして復活されたイエス・キリストについて、これも預言のとおりの出来事であったということで、復活のイエス・キリストの恵みは、誰にでも注がれているということでした。
ですから、イエスキリストを心に迎えるということを、簡単な言葉で言い換えて「イエス様の恵みをほしい」といえば、その恵み、イエスを心に迎えるという恵みにあずかることがだれもできるということです。
どうそ、クリスマスの本当の恵みを心に受けることができますように。
天使ガブリエルは、メッセージを携えて、ナザレというがリラヤの町に神から遣わされたということです。
「マリア、恐れることはない。あなたは、神から恵みをいただいた。あなたは、身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。その子は偉大な人となり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に、父ダビデの王座をくださる。彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」ルカ:1・30から33